クラウドインフラ構築記

現在AWSの構築支援に携わっております。今注視しているのは、GKE、BigQuery、Google Dataflowなどサービスを展開しているGoolge Cloud Platformです。

2/20 gumistudy#18 の勉強会に参加してきました。


昨日 2月20日 西新宿のgumi本社で行われた「gumi study#18」勉強会に参加してきました。

(都庁前駅A5出口から新宿中央公園を通って勉強会会場でありましたgumi本社に到着。10~15分はみておくのがいい。初台からでも距離はあまり変わりませんが、都庁前駅がオススメ)

まずは会場風景

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「AutoScalingを約1年運用してきました」 株式会社gumi 西村 遊様

AutoScalingを運用してみた経験の話でした。git(bootstrap用)、chef(サーバー設定)を組み合わせて、サーバーインスタンスの構築を一から構築することを避けている。

AutoScalingのパターンとして以下をあげていました。

Scaduled Scale out

トラフィック同時接続数が増加したら、インスタンスを起動し、減少したら、インスタンスを削除することをスケジュールで制御。gumiではゲームアプリなので、ユーザ層が利用する時間が異なる=時間によって負荷も違う

Auto Healing

インスタンス数を調整するパターン。

最初は、gumiではスポットインスタンスで行っていたとのこと。

スポットインスタンスがくせ者で、スポットプライスの変動が激しくなっている。( ap-northest-1cだけが激しい。ap-norhest-1bも激しくなってきた。)オンデマンド価格の三倍に設定してみても、追いつかない。

入札価格が超えてしまい、スポットインスタンスが強制的にterminateしてしまう。最近ではスポットインスタンスでの運用をやめたとこと。

「クラメソ的 CloudFormationのススメ」 クラスメソッド 植木 和樹様

CloudForamtionの話。

利用するメリット

  • クリックで構築可能
  • 再利用可能。同じような構成だと別の案件で使っていたものをコソコソ直して、数日で提供した案件もあつたとのこと
  • 何度でも使い回せる
  • ELB、EC2の構成のシステムには最適
  • git、subverisionで変更管理

デメリット

  • jsonのクセ
  • CFnで対応できないプロパティがある
  • 対応していないAWSサービスがある。最近RedShiftがCFnに対応したなど
  • COMPLETE直前でロールバックしてしまつた

CFnを利用することで、AWSサービスの構成がよくわかるなど、学習効果がある。AWSを理解してみたい方にはオススメ。

「Chef導入後のインフラ業務あれこれ」 株式会社gumi 本間 和教

「このサーバーがだれが準備したかわからない」

「どのように準備したかわからない」

など運用に問題山積み。

運用を改善する目的で、Chefを導入。

Chef-serverを導入して、すべて解決したわけではない。

社内のChatTool、機能別ではなく、サーバー別で。

インストール手順もレシピ化。

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