クラウドインフラ構築記

現在AWSの構築支援に携わっております。今注視しているのは、GKE、BigQuery、Google Dataflowなどサービスを展開しているGoolge Cloud Platformです。

CloudSQL Second Generation ベンチマーク #gcpja #gcpug


初代CloudSQLより7x 高速スループット、20x ストレージ拡張性の特徴を持っているCloud SQL Second Generationがβ公開されています。インスタンスタイプもCompute Engine相当になっています。

CloudSQLのmysqlバージョンは、5.6.25(5.6.25-google-log)。Auroraは、5.6.10。

TPC-CでCloudSQL Second Generationのベンチマークを計測してみました。計測対象は、 db-n1-highmem-2(RAM 13G、10TB)を利用しました。r3.xlarge相当

多重度 Throughput(tps) Response time (90%tile)
New-Order Payment Order-Status Delivery Stock-Level New-Order Payment Order-Status Delivery Stock-Level
db-n1-highmem-2  16  92.8 92.8 9.3 9.3 9.3 171 127 10  262 11
Aurora

db.r3.xlarge

16 195.5 195.6 19.6 19.6 19.6 67 27 7 91 9

現状Auroraの1/2のベンチマーク結果となっているようです。CloudSQL Second GenerationからCompute Engine同様継続割引が自動的に適用されます。

初代CloudSQLからのアップグレードは現状提供されていませんので、マニュアルでの移行が必要です。

コメントは受け付けていません。