クラウドインフラ構築記

現在AWSの構築支援に携わっております。今注視しているのは、GKE、BigQuery、Google Dataflowなどサービスを展開しているGoolge Cloud Platformです。

やさしいMCP入門を読んでみて

7月1日に、みのるんの二冊目の新刊が発売になりました。AWS Documentation MCP Serverなり、MCPと言っても、「Microsoft Certified Professional」ではなく、Anthropicが提唱したLLMにコンテキストを提供する標準プロトコルのことです。Amazon のランキングだと、Microsoft Certified Professionalのカテゴリに謎にランキングしいたりします

想定読者

概要とかAIエージェント、Tool Use、MCPが解決される課題から詳しく書かれているので、使っている人はもちろん、最初の一歩を踏む方にも読み進められとおもわれます

MCPの仕組み

2025/3に出たばかりのStreamable HTTPについても触れられており、原稿提出ぎりぎりまでアップデート盛り込んでいるので、最新の仕様についても理解できます

AWS Summit のCommunity Stageでもみのるんの話でもありましたが、人気すぎて聞けなかった人もいると思いますが、MCP Server、Serverだけどローカルで動くケースもあります。

MCPを実際にさわってみよう

WindowsOS使っている方もいると思いますが、WindowsOSの場合、WSL2でないとうまくいかないケースがあります

MCP Client

メジャなクライアントについて紹介されています

Strands AgentsもMCPを扱うことは可能です。Strands Agentsからmcp-imagen-goのローカルMCP Serverを介して、Imagenでイメージ生成させるなど、LLMからo3なり、別なLLMに仕事を渡すなど汎用的に利用できる可能性をもっています

セキュリティ

PayPalでもMCP Server提供されていますが、Sandbox環境を用意してローカルMCP Serverで試す必要はある。決済だと取り扱いには要注意

アクセストークンそMCP Serverの環境変数に食わせる必要の場合、アクセストークンの管理は厳重にすべき。

Aurora DSQLにアクセスするMCP ServerもAWSから公開されていますが、writeする場合はデータベースの内容消えたとかなるまえに与える権限はAWSのベストプラクティスでも言われていますが、最小権限にしておくのが無難です。MCP Serverにアクセスする場合、Auto approveしなければ、確認は聞いてきますが

MCPとA2A

MCPは、Toolとのやりとりなので、AgentとAgentを協調させたいケースは、A2Aになりそう。A2Aは、Linux Fundationに寄贈されたので、ベンダーフリー規格として利用できる

https://developers.googleblog.com/ja/google-cloud-donates-a2a-to-linux-foundation

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